2022.9.22
ニュース
原子力学会ウィークリーウェビナー「検査による原子力発電所の安全確保」
Talk at AESJ Weekly Webinar
原子力学会が開催するウィークリーウェビナーにて講師を務めました。同ウェビナーは、「専門家集団としての原子力学会の部会・連絡会が普段からどのような取り組みをしているかを広く社会に発信・解説することで相互理解を促進し、会話の機会とする」ことを目的に、幅広い方へ発信する連続講演です。近藤寛子は、原子力安全部会の回の4番目にあたる「検査による原子力発電所の安全確保」(2022年9月22日)を担当しました。参加して下さった多くの方にお礼申し上げます。
内容
検査による原子力発電所の安全確保 (マトリクスK)近藤 寛子
原子力発電所は複雑な工学システムであり、その安全な運転のためには、日常の検査による不具合の発見と改善が欠かせません。日本の原子力発電所における検査の制度は、2020年4月より大きく変わり、規制組織の検査官が自由に施設の確認を実施出来るフリーアクセス、リスクの大小と安全への影響の大小を重視して検査を実施するリスクインフォームド・パフォーマンスベーストを特徴とする新検査制度に移行しました。本ウェビナーでは、米国の原子炉監督プロセス(Reactor Oversight Process, ROP)をベースとして設計された新しい検査制度の考え方と実際を解説します。
参考URL
https://www.aesj.net/events/tdncc_weeklywebinar